家を買うとき、ほとんどの人が利用するのが「住宅ローン」。
でも、いざ調べてみると「固定金利?」「変動金利?」「期間固定?」とか、なんだか専門用語がいっぱいで混乱しますよね。
ここでは、住宅ローンの代表的な3タイプを、ざっくり&わかりやすく説明します!
◆ 固定金利型
まずは「固定金利」。これは、借りたときの金利がずっと変わらないタイプ。
たとえば35年ローンなら、35年間ずーっと同じ金利、同じ返済額です。
メリットは、将来の金利上昇を心配しなくていいこと。毎月の支払いもずっと変わらないから、家計管理もしやすいですね。
ただし、借りるときの金利はちょっと高め。リスクが少ないぶん、安心料を払うイメージです。
「収入は安定しているけど、将来の支出(子どもの学費とか)が読めない」という人には向いてます。
◆ 変動金利型
次に「変動金利」。これは半年ごとに金利が見直されるタイプ。今はすごく低金利なので、最初の返済額はかなり抑えられます。
ただし! 将来、金利が上がると返済額も増えるリスクあり。
「5年ルール」「125%ルール」など、一気に負担が増えないような仕組みもありますが、それでも油断は禁物。
「今はとにかく返済を抑えたい」「早めに繰上げ返済をして短期で返す予定」という人には合ってます。
逆に、長期でローンを組む人は、金利上昇に備えたシミュレーションをしておくと安心です。
◆ 期間固定型(固定期間選択型)
最後が「期間固定金利型」。
これは「最初の10年だけ金利固定」みたいなタイプで、10年後に変動金利になるパターンが多いです。固定と変動の“いいとこ取り”みたいな感じ。
「最初の子育て時期は安定した支払いにして、その後は収入も増える予定だから変動でもOK」みたいな、将来設計が見えている人にはピッタリ。
ただし、固定期間が終わったあとの金利が上がっていたら、そこからの返済額が増えるので注意!
◆ どれを選ぶべき?
結局どれがいいの?ってなると思うんですが、正解は「自分のライフプランと家計に合っているものを選ぶ」こと。
たとえば、収入が安定していて長期的な見通しが立てやすい人は「固定金利」。
今後の収入アップが見込めて、早めに返済していきたいなら「変動金利」。
子育てや教育費を見越して、柔軟にコントロールしたい人は「期間固定」など。
そして実際にローンを組むときは、銀行によって金利や条件も違うので、複数の金融機関で比較するのが大事。
ネット銀行、地方銀行、フラット35などもチェックして、自分に合うローンを見つけましょう!